空飛ぶキャットは旅に出る

「散歩しながらSFC修行」をリニューアルしました。飛行機好きが高じて2016年7月にSFCを取得し、その後も各地をふらふらゆらゆら歩いています。

往復遅延して野口英世をもらった話

ボーイング787ロールスロイス製のエンジン不良や、預け荷物を積まずに出発する等、ここ最近あまりいい話を聞かない全日空。

修行してプラチナステータスを手に入れたわたしとしては残念なことこの上ありません。

実はこのようなことが続く前から旅の予定を入れていて、冷静に全日空の判断を見守っていました。

しかし飛行機に慣れていない旅の同行者は度重なる全日空のトラブルに不安があったようです。

それはそうですよね、飛行機で移動するということは空を飛ぶということ。

何か異常があれば命に関わる事故になります。

他人事ではありません。

 

ニュースになる程ではありませんが、悪いことは続くようで、先日、北海道釧路市へ旅行した際、羽田空港ー釧路空港の往路・復路共に1時間以上の遅延にみまわれました。

そのときの全日空の対応について書こうと思います。

 

目次

 

 

 

【往路  羽田空港ー釧路空港】

 

定刻通りに機内に入り、ドアが閉められました。

あとは離陸を待つだけです。

ですが、駐機場を離れてもいっこうに滑走路へ向かいません。

そこで機長よりアナウンスが入ります。

「エンジンに異常があり、駐機場に戻って整備にあたります。そのままでお待ち下さい」

思い出されるマレーシア旅行…。

でも今回は海外旅行ではないし、乗り継ぎもないので「あららー…」くらいに思っていました。

そして機内で20分程経ち、機体の右の方からドリルのような音が聞こえた瞬間、「あ、こりゃ機材変更だな」と確信しました。

そう、その音は貨物室を開ける音だからです。

「貨物室を開ける→預け荷物を出す→乗客をターミナルに戻す→機材変更→代替機に乗せる」

この図式がパパッと浮かんでしまったのです。

20分以上整備に当たってもアナウンスがないと一度降機して代替機で飛ぶことになるのはマレーシア旅行で経験済みのため半分諦めていましたが、当たらなくてもいい悲しい予感が当たりました。

機長のアナウンスによると、エンジン奥に異常があり整備不能のため機材を変更して目的地まで飛ぶので降りて下さい、とのこと。

 

羽田 11:25 発 ー 釧路 13:00 着 の予定が

羽田 13:00 発 ー 釧路 14:35 着 に変更されました。

 

降機し、代替機の待つ搭乗口に向かいます。

残念なお知らせを聞いたあとの移動は長く感じますね……。

幸い、この日は現地に到着してもイベントを予定しているわけでもなかったので大人しく搭乗口で次の指示を待っていました。

でも仕事で飛行機に乗る方は先方に連絡を入れたり、対応に追われていましたね。

ここでお詫びのアナウンスが入りました。

 

「待たせてごめんね!搭乗ゲートを通過するときにお詫びのお金を渡すから受け取ってね!」

 

という内容を丁寧な言葉で言っていました。

 

搭乗準備が整い、プラチナステータス初の優先搭乗♡

ゲート通過音と、表示される「PLT」の文字、そして手渡される封筒!

その中身は…

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誰かいる!

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チラッ

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野口「待たせてすまないね!」

 

(しばらく座席の物入れとドリンクホルダーを使って遊んでしまいました)

 

そうです、野口…1000円が支給されました。

でもマレーシア旅行の遅延&機材変更は何ももらわなかったし、どういう基準で現金を支給するのでしょう?

 

(遅延のアナウンスが入っても怒鳴り散らしたりゴネる乗客はいませんでした)

 

 

【復路 釧路空港ー羽田空港】

 

釧路観光を終え、少し早めに空港に到着しておみやげを買ったり展望デッキに行ったりして空港内を楽しみました。

この後、また遅延に巻き込まれるとも知らずに……。

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釧路ラーメンまいうー!

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クマファミリーなり

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フクロウになり

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ツルと一緒に舞ったり!

こーんなアホなことをして空港を満喫してました!

 

搭乗時刻になりましたが、搭乗できません。

今度のトラブルは給油システムの故障。

給油を手動で行うため、時間がかかるそうです。

ん、ちょっと待って、展望デッキでみたこの機材、これがトラブル中ってことですね!

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往路に続く復路の遅延。

釧路 13:40 発ー羽田 15:25 着 が

釧路 15:30 発ー羽田 17:10 着 になりました!

 

ここでも飲食費として1000円が支給されましたが、その配布方法が羽田空港とは違い疑問が残りました。

まず、支給のアナウンスは一切ありません。

いつの間にか出てきた地上係員の男性がひとりで出発ロビーの搭乗客ひとりひとりに手渡しで封筒を配っていました。

ゲートから離れて座っていたわたしは、何をしているのかわからず見ていました。

男性が近づいて初めて、お詫びのお金を渡していることに気がついたのです。

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え?でもこの場にいなかった人はどうなるの?

「羽田行きでしょうか?」と声をかけてから渡していましたが、航空券の確認はしていません。

一度受け取っても「もらってないから下さーい」と言えばまたあげちゃうの?

わたしの近くに座っていた方は「違う便です」「もういただきました」と正直に申告していましたが、ずる賢い人なんかはもらっちゃうんじゃないかなぁ。

だったら往路・羽田空港のように、搭乗ゲートを通過した人に手渡しがベストだと思いました。

全日空、誰にでも現金のバラマキができるほど業績いいの?

社内マニュアルが統一されてないのかなぁ。

(わたしは念のため搭乗券を見せて封筒を受け取りました)

 

しばらくして、ちょっと偉い方が出てきてアナウンスが流れました。

遅延の理由とお詫び、そして、先程配られた飲食費という名の現金が正式なアナウンスもなしに不平等に行き渡った件についての謝罪。

謝ってばかりでかわいそうになるくらいでした。

 

ということで、往路・復路ともに遅延し合計2000円が手元に滑り込んできた話でした。

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 (封筒のお札ですが、羽田空港は小窓から野口さんの顔が見えるようにお札を入れ、釧路空港は千圓の文字が見えるようにお札を入れていました。

個人的には金額が見えるよりも人物の顔が見えた方がイヤミがなく、かつ、窓から顔がのぞくユーモアが効いていていいと思います)

 

ところで、釧路と言えばタンチョウ鶴、鶴、ツル…

吊るし上げーーー♡

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